好きで好きで、すきで

岡田コウ(著)
好きで好きで、すきで 
ヒット出版社
2011年4月8日 初版発行

同作家の単行本
恋するぱんつ(1冊目)
チュー学生日記(2冊目)
好きで好きで、すきで(3冊目)
せんせいと、わたしと。 上(4冊目)
せんせいと、わたしと。 下(5冊目)

大手ショップでの2011年年間売り上げランキングで4位の作品。別のショップでは昨年「チュー学生日記」で2010年年間ランキング1位、本作で2011年年間ランキング1位と、2年連続1位を獲得しました。はだけた制服からふくらみはじめた胸があらわになっていて、下着をずらしてバックから挿入。表紙買い必死の単行本です。岡田コウの単行本3冊の表紙と裏表紙は、見た者を虜にする素晴らしさがあります。本単行本収録の短編の18禁アニメ化も決定しています。

好きで好きで、すきで

登場するヒロインは皆、ふくらみはじめた胸の妹系です。つぶらな瞳のあどけない表情のキャラデザでこの年代の可愛らしさを表現しています。

好きで好きで、すきで

本作家は実の妹だけに限定して描いている訳ではありませんが、本単行本収録の各短編に登場するヒロインは全て実の妹です(たぶん)。表し方は違えども、みんなお兄ちゃんのことが大好きな妹たちです。後述する寝取られ系の短編以外は、お互いの愛情や実の兄妹ゆえの距離の取り方、エッチへの戸惑いと緊張感がとても良く描かれていて、感情移入してドキドキできる作品です。ただ、ドキドキしながら読み進められる一方で、決定的なコマに欠ける気もします。いわゆる「抜きどころ」が弱い。もちろんちゃんと盛り上げてゆきピークのコマもあります。しかしその辺りよりもむしろ前戯描写の方が、青い果実のようなキャラの魅力が出ていて興奮できます。このキャラデザの魅力が十分に発揮できる抜きどころの構図とコマ展開を今後期待したい。

    

好きで好きで、すきで

好きで好きで、すきで

好きで好きで、すきで

好きで好きで、すきで

左列に並べた画像は、本単行本のページ数の4割以上を割いて掲載された「ふたごころ」という短編からの抜粋。私が思う大雑把なあらすじは、お兄ちゃんのことが大好きな妹と、妹と恋愛関係になることを自重している兄。兄の親友(?)が兄妹のキスシーンを目撃し陰から撮影、その画像を使って、弱みにつけ込む形で親友の妹の処女を奪い、その後何度も呼び出してはエッチの相手をさせるという寝取られ・凌辱系のお話。作者曰く「レイプ漫画」。凌辱、レイプ、寝取られといった話を描いた作品は沢山ありますが、この絵と設定でそれをやられるとかなり辛いです。いたいけな妹を魅力的に描き出す本作家は、実は凌辱系が好きで、兄妹+間男の関係性が大大大好物とのこと。1冊目の単行本収録の「目が離せない」、2冊目の単行本収録の「メジルシ」も その系統の内容でした。作者に寄せられた凌辱系に対する賛否に対し「好きだから描きましたし、これからも描きたくなったら描きます。これは1冊目からの私の作風です、なんの変化もブレもありません。」と仰っておられました。既刊3冊が、凌辱系をまとめた1冊と、凌辱系の無い2冊という構成だったら、私を含めて幸せになれた人が少なからずいたのではと思います。他の作家が手掛ける凌辱、レイプ、寝取られと、岡田コウが手掛けるそれとでは破壊力がまるで違うのです。つぶらな瞳であどけなく、お兄ちゃんのことが大好きな妹が他の男に酷い目に遭わされるなんて・・・。それが兄の親友だったりすると鬱度倍増ですよ・・・。しかし、激しい拒否反応を生み出すということは、そちらを嗜好されている人達には至高の作品なのかもしれませんね。 賛否の割合がいかほどかは知りませんが、商業的刊行物で読者に批難されても好きだから描きたくなったらまた描くと言い切ってしまえるなんて、成功者にのみ許されることですね。たとえ意に沿わなくても、少しでも多くの読者に喜んで貰えるような作品を描き、関係者の利益にも適うよう努めるのが一般的ですから。嫌みに感じられたら申し訳ないですが、好きなように創作活動ができるのは本当に幸せなことだと思うのです。



いろいろな意味で、今後に注目したい作家です。(敬称略)

  
 
 

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好きだらけ

当サイト管理人が待ち焦がれていた「なぱた」の
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Hamao

2013年発売の単行本で
管理人お気に入りの1冊。
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